2021.12.03

【NEW OFFICE STYLE WOMENS】ニューノーマル時代のビジネススタイル 大手町エリアで働く20代女性が感じる「カジュアル化と個性」の装い方

毎日の通勤、オフィスでの仕事に加えて、リモートワークなども関係して、ビジネススタイルは「快適・楽・リラックス」などのキーワードが価値を持ち、装いのカジュアル化は広く普及してきています。東京・大手町にある三井物産本社で、米国Paul Stuart, Incの事業管理を担当する原 理花子さんは、そんな時代の変化や社内のドレスコード刷新によって、“仕事における装いの変化”をオシャレととらえて楽しんでいる一人。ファッション・繊維事業に関わるエキスパートならではの視点で、ニューノーマル時代の仕事スタイルを語ります。

 

Photo. Shimpei Suzuki / Text. Makoto Kajii
Edit.FUTUREINN

 

「お客様に失礼でなければOK」という社内ルールになって、ファッションを楽しんでいる人が増えています

三井物産株式会社の流通事業本部に所属する原 理花子さんは入社5年目の27歳。「弊社は本部単位でドレスコードがあって、私が入社した頃はTシャツやノースリーブ、ミュールなどのカジュアルな服装はNGで、比較的きちんとしたオフィスウェアで仕事をしていましたが、2019年に全社ルールが変更となり、私の所属する本部では服装に関しては“原則自由”となりました。今は好きな服を着て出社すると、“今日の服、カッコイイね”と言ってもらえるような雰囲気です」と、仕事着の変化を話します。

 

原さんは、入社する際、ファッション事業部に配属を希望したほどオシャレ好きで、「私は何でも着るので、いつも雰囲気が違うと言われています。決まった感じのものを着たくないんですね。大きな会議など気合いを入れたいときはジャケットを着ますが、スウェットにジーンズという日もあります」。

 

「ビジネスウェアのカジュアル化が進んで、社内でもTシャツやポロシャツを着ているカジュアルな人が増えたなと思います。以前は、“オフィスカジュアル=キレイめな着こなし”が主流でしたが、今は素敵なワンピースを着たり、スウェットでカジュアルだけど似合っていたり、ヒールが減ってローファーが増えたり、自分の好きな服を着ている人が増えました。そういう光景を見ていて、ポール・スチュアート担当としては、カッコよくジャケットを着こなす女性が増えるといいな、と思います」と本音を語ってくれました。

 

ジャケットもブラウスもパンツも素材が柔らかくて、とても着心地が良いです

「仕事着もカジュアルもどちらも好きですが、休日に仕事に着て行く服を着ていると気分を切り替えられない気がして、オンオフの境界線はしっかり考えています」と原さん。部内でミーティングがある日に選んだのは、ダブルブレストのニットジャケットです。

 

「ニットジャケットはクローゼットの中になくて、ウィメンズでダブルブレストは珍しいのが気に入りました。カーディガンとは違ってカッチリしていて、オフィス内で着ているとポケットが役に立つのも新しい発見。パンツも動きやすくて、パンプスに合うシルエットがきれいですね」。

 

 

 

 

■ウールカシミヤスムースニットダブルジャケット
ウールカシミヤ素材を弾力性のあるスムース編みで仕上げたソフトな風合いのニットジャケット。厚手なので、寒い時期はコートの下のミドルレイヤーとしても使えます。


■サキソニーチェックパンツ
上質なツイルサキソニー素材を使用した裾フレアーラインが美しいメンズライクなワイドパンツ。深みのあるブラウンカラーのチェック柄で、脚が長く見えるようデザインされた美脚パンツです


■タッセルハボタイスカーフ
70cm×70cm の正方形で、イタリアの図案を用いたオリジナルスカーフ。ジャケットの襟元やブラウスの首元を上品かつ華やかに彩ります。

 

冬はコートが大好きな原さん。「一着でコーディネートが完成する感じが好きです」

三井物産で働いている女性も男性も仕事着がカジュアルになって、「みんな違って、みんな良い」という原さん。「私の同期の女性はみんなパワフルで、着こなしもそれぞれにスタイルがあるので、お互いに刺激になっていると思います」と言います。

 

出勤時に選んだコートは、「素材の手触りが気持ちいい」というウールカシミヤのステンカラーコート。「私、コートが大好きで、クローゼットの中にたくさんあるんです」という中に素敵な新顔が加わりました。

 

 

 

 

■ウールカシミヤビーバーコート
ミドル丈の定番のベーシックステンカラーコート。上質なウールにカシミヤ混で、仕上げに起毛を施しているので、高級感のある風合いが楽しめます。

 

27歳の原さんが考える、ビジネスウェアのカジュアル化の未来予想図

入社3年目のときから1年半、NYにあるポール・スチュアートで研修員として働いていた原さん。「ポール・スチュアートは、『コンテンポラリークラシック』や『アングロアメリカンスタイル』といわれますが、私の中では“ザ・アメトラ・ブランド”で、紫のペイズリー柄を使うなど、カラフルな色の展開は、他のNYブランドとは違う大きな特徴だと思います」と、自身もNYで一番小さなサイズの色のきれいなメンズのシャツを買って、オーバーサイズで今も愛用しているそうです。

 

「これからもオフィスウェアのカジュアル化は進んでいくでしょうが、社内の女性をウォッチしていると、皆さんおしゃれなので、どんどん自己表現する方に、個性的になっていくと思います。着たい服を着て、自由にオシャレを楽しむことは、仕事にも良い影響を与えると思いますね」。

 

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「THE COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間
18:00~24:00(1グループ4名以下)
※酒類の提供を再開しております