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2020.01.31

「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」プレイバック 1 Paul Stuart’s brand motif is transformed into“ART”; Shibuya,TOKYO.2019 March

 

クラシックではあるけれど、決してオールドスタイルにはならないように意識して描きました

 

PAUL STUARTという綴りの中に潜んだ「art」とは――昨年3月、東京・渋谷「マスタードホテル」の4階ワンフロア8部屋を貸し切って、1アーティスト1部屋に作品を展示するというユニークな期間限定のエキシビション「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」が開催されました。ポール・スチュアートのモチーフで知られる通称「MAN ON THE FENCE(マン・オン・ザ・フェンス)」を国内外のクリエーターが新たな視点で表現するアートイベントを振り返る連載企画です。

 

ポール・スチュアートの感性を表現するイラストを自由な発想で解釈

 

人気イラストレーターの“画伯”が最も敬愛するイラストレーター、J.C.ライエンデッカーが創作したキャラクター「MAN ON THE FENCE」を現代に置き換え、新たに創作した作品が『Man at the Montauk Cape Fence』。ポール・スチュアートのスピリットを表現した画伯からのメッセージです。

 

 

『Man at the Montauk Cape Fence』(2019)

 

 

今、昨年のイベントを振り返って思うこと
イベントを通して、年齢、性別、ジャンルの異なるアーティストと共演できたことは大変うれしく、刺激的で、ボクもまだまだ頑張れそうな気なりました。関係各位の皆様に感謝です。

「ポール・スチュアート」に持っていたイメージと、イベント中・後のイメージの変化がありましたら
ポール・スチュアートは、アメリカントラディショナル、ブリティッシュといった伝統的なスタイルを手本にしつつ、ソフィスティケートされたニュートラッドを創造するブランド――というのがこれまでのイメージ。イベントは、いい意味で予想を裏切られました。何か変えていこうとしたらこのくらい意外性のあることをやらないと意味がないと思います。また、それをやらせたポール・スチュアートの懐の広さに敬意を表します。

イベントでは、ポール・スチュアートのアイコンである「MAN ON THE FENCE」をどう捉えて、表現しましたか?
ボクの作品に求められるのは、これまでのポール・スチュアートのイメージと新たなポール・スチュアートの橋渡しだと思ったので、クラシックではあるけれど、決してオールドスタイルにはならないように意識して描きました。

 

 

アメリカの文化(ファッションに限らず)のご自身への影響を教えてください
子供の頃から、イラストレーションをはじめ、ファッション、ライフスタイルなど、アメリカン文化がボクの栄養となり成長してきました。

今のNYやアメリカをどのように見ていますか?
トランプ政権の自国第一主義の流れは危惧します。

 

 

ご自身のファッション哲学(こだわり・スタンス・考え方)を教えてください
仕事柄ファッションには強い関心がありますが、おしゃれはライフスタイルあってのものだと思うので、おしゃれ過ぎない。ブランドにはこだわらない。でもおしゃれな雰囲気はある……。気をつけているのはそのくらいかな。

最後に、「ポール・スチュアート」(メンズ・ウィメンズ)に期待すること
日本のディレクターに鴨志田康人氏が就任されましたが、ボクと同世代で、かつ昔のポール・スチュアートの良さを熟知している氏が創造する新生ポール・スチュアートは、従来のファンにも、また新たなファンにも受け入れられるだろうと、大いに期待しています。

 

 

Profile

 

綿谷 寛(わたたに ひろし)

1957年東京生まれ。ニックネームは「画伯」。小学3年生のときに10歳上の兄の雑誌『メンズクラブ』を盗み見してお洒落とファッションに目覚める。その後、セツモードを経て、1979年に雑誌『ポパイ』でイラストデビュー。
50年代アメリカのイラスト黄金期を彷彿させる正統的ファッションイラストと、コミカルなタッチを自在に使い分ける、日本を代表するメンズファッションイラストレーター。
『メンズクラブ』(ハースト婦人画報社)や『メンズEX』『Begin』(いずれも世界文化社)などで長年にわたり連載を続け、特にBeginでのルポは、そのコミカルなタッチで人気を博している。ウェルドレッサーぶりとユーモアのある人柄は業界内外で愛されている。
instagram @watatanigahaku

 

 

 

アートイベント「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」
2019年3月22日(金)~24日(日)
マスタードホテル
東京都渋谷区東1丁目29-3 SHIBUYA BRIDGE B棟

参加アーティスト
綿谷 寛(イラストレーター)
高木耕一郎(アーティスト)
神山隆二(アーティスト)
山本祐一(ネオンアーティスト)
ヤスダ彩(フォトグラファー)
松浦俊夫(DJ)
小沼ミキ(フラワーアーティスト)
MR.SLOWBOY(イラストレーター)