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2020.01.31

保存版:価値あるスーツを識る Vol. 1 ポール・スチュアートのスーツ【直営店モデル】大研究

 

世の中を動かす男たちは皆スーツを着て戦っていますが、ブランドがどういう意図を持ってデザインしているかはあまり多く語られません。今回と次回の2回にわたって、ポール・スチュアートの直営店と百貨店に揃っているスーツ全4モデルを詳細に解説。まず【直営店】で購入できるモデル「EDWARD(エドワード)」とモデル「BAKER(ベイカー)」の2モデルを取り上げます。

 

Photo. Shimpei Suzuki / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

 

 

洗練された英国のクラッシックスタイルに現代的なフォルムを融合し、軽くしなやかで、肩から胸にかけてのさらなるフィット感を実現しているのが、ポール・スチュアートのオリジンを感じさせるモデル「EDWARD」です。決して伝統に甘えず、現代性に合わせたバランス感のために数年に一度バージョンアップを繰り返しながら、長く支持を受けている、良い意味でNY仕様のスーツでもあります。

ギンザ・タイムレス・エイト店長の森田 匠は、「EDWARDは、人気のあったモデルSTUARTから派生した一番クラシックなモデルで、経営者やいわゆる士業(専門資格職)などエグゼクティブな男性が好まれるオーソドックスなデザインです。きちんと見える背広として年齢を問わず着用いただいています」と言います。

「EDWARD」はポール・スチュアートが展開している全4モデルの中で唯一縫製工場が別で、スーツの造りを支える“フル毛芯仕様”。
素材は主にオーセンティックなインポート生地を使用しています。

 

 

英国スーツをベースとした構築的な胸周りと肩、脇下の美しいドレープ

 

ジャケットの肩パッドをしっかり効かせ、ゆったりとした胸幅に対してウエストを絞っていることから、胸板が薄い人でも男らしさをアピールできる優美な曲線や陰影を持つ「EDWARD」。いわゆるイングリッシュドレープによって、堂々とした大人の男性という印象を作り上げます。

 

 

通常の2ボタンと比べて第1ボタンを低めに設定している理由

 

「EDWARD」のジャケットは、通常の2ボタン仕様に比べて第1ボタンを低めに設定することで、Vゾーンを広くとることができ、その視覚的効果によって美しいバランスと大人の貫禄を醸し出します。

 

 

胸ポケットはバルカタイプ、着丈はやや長めのサイドベンツ仕様

 

「EDWARD」の胸ポケットのデザインは、イタリア語の“バルカ=船”という名で呼ばれる船底のような柔らかい曲線を描くバルカポケット。着丈はおしりがしっかり隠れるほどのやや長めで、サイドベンツが美しい後ろ姿を描きます。

 

 

ブランドの伝統を踏襲して仕立てる一枚襟と、汗止めのデザイン

 

ジャケットを裏返してみると、「EDWARD」の襟は1枚の生地を丁寧なアイロンワークでしっかりクセ付け。二枚襟に比べて襟がすっきり収まります。また、脇の汗止めは、ポール・スチュアートの伝統となっている“リーフ型”を今も採用。デザインディテールにもご注目ください。

 

 

パンツはワンインプリーツの仕様で、内側にサスペンダーボタンを標準装備

 

「EDWARD」の組下パンツは、ワンインプリーツ入りで、股上は深めの膝下ストレート。内側にサスペンダーボタンを標準装備し、ベルトと両方使えるのも英国仕様ならではです。

 

 

 

モデル「EDWARD」が英国スーツの伝統を踏まえたオーソドックスなデザインに対し、モデル「BAKER」は現代性を纏った“クラシカルモダンアメリカン”デザイン――昨年の秋にデビューし、今春、着心地の良さとシルエットの美しさを追求してリニューアルしたのが、新設計の「BAKER」で、直営店と百貨店の両方で扱っています。

森田店長は、「アンコンタイプの軽い仕立てで、イタリアを意識した段返り3つボタンモデルです。アメリカ発祥のデザインがイタリアに渡ってシェイプを磨いて再上陸したイメージですね。まだ2シーズン目ですが、時代のニーズに適したアンコンスーツとしてこれから育てていく新モデルです」と解説します。

「BAKER」は、クラシックな雰囲気を残しながらも、軽い着用感が特徴で、生地のバリエーションは無地やストライプが多いEDWARDに比べて、遊びの効いたグレンチェックなどトレンド寄りの色柄をラインナップしています。

 

 

軽く、柔らかく、身体にフィットするアンコン仕立てに自信あり

 

肩パッドをなくし、裄綿(ゆきわた)などの内蔵物は薄くしなやかなものを採用していますが、設計と縫製技術により構築的に見えるのが「BAKER」の特徴。ジャケットは全体的に細身で、バストからの絞りによって、きれいに落ちるシルエットを実現しています。

 

 

EDWARDよりラペル幅が1cm広いことで、クラシカルな印象をアップ

 

ジャケットの顔ともいえるラペルの幅が、EDWARDより少し広めに設計されているのも「BAKER」の特徴。肩パッドがなく、丸いナチュラルショルダーが特徴で、堂々とした表情を見せます。

 

 

2つボタンより若々しいイメージを与える段返り3つボタン仕様

 

「BAKER」のジャケットは、第1ボタンが襟のロールに合わせて裏向きになっている段返りの3つボタンで、通常は真ん中のボタンを掛けます。ジャケットの着丈は標準的で、ポケットの玉縁の高さに合うサイドベンツはさり気なくエレガントさを演出。

 

 

BAKER」の組下パンツは、イタリア流のキャロット風シルエット

 

「BAKER」の組下パンツは、リラックス感のあるツーアウトプリーツ入り。シルエットは腰周りや渡りにゆとりをもたせつつ、膝下からキュッとテーパードを効かせています。左の後ろポケットがタブ留めになっているのは、ポール・スチュアートの共通仕様です。

 

 

 

 

Information

 

GINZA TIMELESS 8(ギンザ・タイムレス・エイト)
東京都中央区銀座8-8-9 8F
Tel.03-5537-6125(代表)
営業時間11:00~20:00
不定休
https://www.ginzatimeless8.com