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2020.03.13

「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」プレイバック 3 Paul Stuart’s brand motif is transformed into“ART”; Shibuya,TOKYO.2019 March

 

「MAN ON THE FENCE」の男性が腰掛けているフェンスの向こう側に馬がいることをイメージしました

 

PAUL STUARTという綴りの中に潜んだ「art」とは――昨年3月、東京・渋谷「マスタードホテル」の4階ワンフロア8部屋を貸し切って、1アーティスト1部屋に作品を展示するというユニークな期間限定のエキシビション「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」が開催されました。ポール・スチュアートのモチーフで知られる通称「MAN ON THE FENCE(マン・オン・ザ・フェンス)」を国内外のクリエーターが新たな視点で表現するアートイベントを振り返る連載企画です。

 

ポール・スチュアートの服に刺繍を施して、「作品を着る」という体験

 

イラストレーター、J.C.ライエンデッカーが創作したキャラクター「MAN ON THE FENCE」――アーティストの高木耕一郎は、ポール・スチュアートの服に、ブランドにまつわる有名人や年号の刺繍、NYCを代表するブランドならではの、NYCにまつわる動物なども刺繍を施した。クラシックな雰囲気を持つ服に、クラストコア、アナーコパンクのような鋲ジャン風仕上げが異彩を放つ。

 

 

『This is style, not fashion』(2019)

 

 

今、昨年のイベントを振り返って思うこと
いろいろなスタイルの作家の皆さんと展示ができていい機会になりました。普段は作品として服に刺繍をすることはないので、ジャケットやシャツに刺繍するチャンスをもらえて楽しかったです。

「ポール・スチュアート」に持っていたイメージと、イベント中・後のイメージの変化がありましたら
どちらかというと伝統的でコンサバで保守的なイメージを持っていたのですが、作品を作る際にNGは基本的にはないと聞いていたので、クラストコア風の鋲ジャケットやUFOに馬が拉致されるようなイメージを作ったら、それらを見た人が面白がってくれたので、本当になんでもアリで伝統的な面もあるんだろうけれど、フロンティア精神もあり、挑戦をよしとするんだなぁーと思いました。

 

 

イベントでは、ポール・スチュアートのアイコンである「MAN ON THE FENCE」をどう捉えて、表現しましたか?
自分の生活スタイルの中にスーツやシャツさえもあまりないので、自分の趣味に寄せた作品を作ろうと心がけ、「MAN ON THE FENCE」に関しても男性が腰掛けているフェンスの向こう側には馬がいたりするんだろうと勝手に想像して馬の絵を書きました。

 

 

アメリカの文化(ファッションに限らず)のご自身への影響を教えてください
強く受けた影響としては、80’s~90’s HARD CORE、SKATEBOARD、ハンナ バーバラなどのアメリカのアニメなど、今の自分の作品の下地にもなっているアメリカのカウンターカルチャー。

今のNYやアメリカをどのように見ていますか?
みんな家賃が高くてシンドイと言っているので、自分が住んでいた15年前よりも住みにくいのかなぁと思っています。

 

 

ご自身のファッション哲学(こだわり・スタンス・考え方)を教えてください
ファッションに興味を持ち始めた10代前半からずーっとハードコア パンクが好きなので、その時々に好きなバンドのTシャツを着ているだけな気がしますが、バンドTは落ち着きはじめた30歳を過ぎてからの方が似合うような……。

最後に、「ポール・スチュアート」(メンズ・ウィメンズ)に期待すること
ポール・スチュアートのこのトラディショナルなスタイルは変わらずに、いつまでも続いてほしいと思います。
時代時代での変化があるのかもしれないけれど、いつでもみんなが求める時に変わらない存在でいてほしいです。

 

 

Profile

 

高木耕一郎(たかぎ こういちろう)
東京生まれ。常に現代社会が抱える「違和感」をテーマとしており、刺繍やペインティングなど幅広い作風による動物を中心としたモチーフの作品を展開する。国内外の展示への参加やファッションブランドとのコラボレーションで幅広く精力的に活動している。
http://www.koichirotakagi.com/

 

 

 

アートイベント「MAN ON THE FENCE by PAUL STUART」
2019年3月22日(金)~24日(日)
マスタードホテル
東京都渋谷区東1丁目29-3 SHIBUYA BRIDGE B棟

参加アーティスト
綿谷 寛(イラストレーター)
高木耕一郎(アーティスト)
神山隆二(アーティスト)
山本祐一(ネオンアーティスト)
ヤスダ彩(フォトグラファー)
松浦俊夫(DJ)
小沼ミキ(フラワーアーティスト)
MR.SLOWBOY(イラストレーター)