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2021.03.26

【Paul Stuart Womens 2021 SPRING&SUMMER COLLECTION】 ─ディレクターが解説する最新ウィメンズカタログ─ 『私もこんな感じに着てみたい!』という想いが広がるページを綴る

 

ポール・スチュアート2021年春夏シーズンカタログの表紙と同じジャケットを着たディレクターの見上きよみは、「カタログは、隣り合った写真のストーリーや着こなし方などを何度も考えながら作ります。紙のカタログの魅力は、ページをめくる手が止まったり、戻ったりする、文章の行間のような“ページの間”が楽しいもの。片隅の小物や靴の合わせ方などのストーリーも感じてほしいです」と語ります。

 

Photo. Yoshimi Seida / Text. Makoto Kajii
Edit. FUTURE INN

 

時代がガランと大きく一回りして、シーズンテーマは“Old is New”

 

春夏シーズンカタログはサイズがコンパクトになりましたが、メンズと同じロケーションで撮影したので統一感も出て、とても良い仕上がりになりました。カタログ制作は、ロケーション選び、モデル選びと進みますが、こういう状況での制約も受けながら、都心にある雰囲気の良い場所で、1月とは思えない暖かい日差しに恵まれ、素材やカラーを十分に表現することができました。ポール・スチュアートらしい上品な装いも、カジュアル感のある着こなしも上手にミックスできたこともよかったと思います。

 

今シーズンのテーマはメンズと共通の“Old is New”です。メンズの日本におけるディレクターの鴨志田康人さんともよく話をしていますが、「今、注目されているアイテムやスタイリングは私たちにとってはちょっと懐かしい。時代がガランと大きく一回りした感じかな」という感覚が共通していて、そこからのテーマ発想です。

 

私はファッション業界に30年以上携わっていますが、私たちにはとても懐かしい着こなしも、今30代の皆さんには新鮮に感じる、まさに“Old is New”です。もちろん、今を感じさせる素材感や色使いはマスト。たとえばカタログの表紙を飾るジャケットは、敬遠されがちなグリーンを上質な薄手素材を使うことでソフトな印象に仕上げました。まるでシャツを2枚着ているような軽快感が、今の時代に求められているコンフォート感やリラックスな雰囲気にしっくりきます。

 

 

ブランドの新しい一面をアピールする、ジャケットスタイルの新提案

 

カタログの表紙は当初、下の写真の見開きのコーディネートの予定でしたが、ニット素材のジャケットスタイルでちょっとリゾート的なリラックス感があったので、よりポール・スチュアートらしいコットン素材のジャケットスタイルにチェンジしました。

 

ステイホームやリモートワークでリラックススタイルが求められる現状ですが、必要性だけでなくオシャレとして楽しむジャケットスタイルを提案。カーディガン感覚で羽織れる、抜群の着心地で、シャツやブラウスとのコーディネートだけでなく、大判のスカーフをブラウスのように使ったり、ジャージー素材のタートルネックなどインナーのバリエーションも豊富に楽しめます。

 

 

落ち着いた中にも華やかさのある着こなし。気持ちが上がる美しい服を纏う

 

カタログに掲載した中で気に入っているのは、イタリアの生地を使ったノースリーブワンピースです。美しい線で描かれた植物柄がどこか懐かしく、これもまた“Old is New”。しっかりした生地にモノトーンの線で表現されたヒマワリが織られています。シルクリネン混の上品な光沢感がある生地は、着物の帯のような華やかさもあって、セレモニーやお呼ばれなどの席にもぴったり。カタログではレストランでの撮影で、凜としてよく撮れています。

 

 

ポール・スチュアートはアメリカのブランドですが、ヨーロッパテイストをふんだんに取り入れるなど、他のトラッドブランドとは一線を画すこだわりがあって、コレクションを作っていくときには、シックな色合いでも華やかな色気のあるヨーロッパ製のインポート生地を選ぶことが多いですね。

 

 

もう一つ挙げるなら、60年代の“ジャッキースタイル”を彷彿とさせるヴィンテージテイストのダブル合わせジャケットです。優しいピンクのツィードが折り重なっているような生地で、同素材のタイトスカートもありますが、膝下丈のスポーティーなキュロットを合わせてアップデートした着こなしを提案。足元はストラップのサンダルで軽快に装います。

 

 

 

春夏から秋冬シーズンにかけてキーアイテムになるスカーフ使い

 

今シーズンから秋冬シーズンにかけてトレンド小物に浮上してくるのが、様々なサイズのスカーフです。私も大好きなアイテムでよく使っていますが、持っているだけで楽しいもの。特にオススメはネクタイのような巻き方で、下の方で広がらないので大人っぽく演出することができます。コーディネートに何か一つプラスするなら是非スカーフを。

 

 

ポール・スチュアートの春夏のスカーフは、カモメが主役。カモメの配置にこだわったオリジナルプリントで、とても巻きやすいひし形になっています。首に巻くのはもちろん、バッグや帽子に巻いたり、ヘアアレンジに使ったり、アイデア次第で効果的なアクセサリーになります。

 

 

 

着まわしは自由自在、セットアップの楽しさを知ると、世界が広がります

 

私たち企画チームは、デザインを検討するときに、「このジャケットなら、同素材のスカートもあるといい」とか、「こういうデザインなら着回しやすい」、「こんなベルトがあるといい」など、着る人の想像力を掻き立てる、リズムのような感覚を大切にしています。

 

 

たとえば、シャツドレスに付属したロープベルトは、Tシャツとの“つなぎ目”に使うと、今年っぽいインパクトのある演出ができたり、ワンピースのウエストマークとして使って、メリハリをつけたり、今シーズンのキーアイテムです。

 

 

 

TPOにルールはあっても、おしゃれにルールはありません。「これとこれをこうして……」と、組み合わせたり、バラしたりして個性を表現していくものです。カタログを見て、色や素材、デザインや今を“感じて”いただき、ショップで自由に想像力を膨らませて、新しいシーズンの着こなしをお楽しみください。

 

 

 

ポール・スチュアート 青山本店
TEL 03-6384-5763
東京都港区北青山二丁目14-4 ジ アーガイル アオヤマ 1F
営業時間 11:00~20:00
併設するバー「The COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」
営業時間 15:00~21:00(※ラストオーダーは20:00)