若さの秘訣は好奇心を抱き続けること。─牛窪 恵(インフィニティ代表取締役/マーケティングライター)後編
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若さの秘訣は好奇心を抱き続けること。─牛窪 恵(インフィニティ代表取締役/マーケティングライター)後編

時代が注目するキーパーソンにポール・スチュアートが迫る「STYLE SESSION」。第12回目のゲストは、“草食系男子”や“おひとりさまマーケット”、“年の差婚”などの言葉を世に広めた人物として知られるマーケティングライターの牛窪恵さん。社会の動向を鋭く読み解きながら、知恵を活かし、それをプラスの方向へと転換させるのがマーケティングの仕事です。自身の会社を立ち上げて17年目となる今年。現代に生きる人々の動きを眺めながら、牛窪さんはいまの世の中に何を見出だしているのでしょうか? 彼女の視点を通して、社会の“いま”をすこしだけ覗いてみましょう。

Photo. Kazunobu Yamada / Text. Yuichiro Tsuji / Edit. Pomalo Inc.

たまには生活のなかに変化を与えることも重要。

― 牛窪さんはテレビ出演をはじめ、人前に出ることも多いと思いますが、その際に心掛けていることはありますか?

自分の気分が上がる服を着ることでしょうか。派手好きというわけではないのですが、色が鮮やかなものや柄ものの服を着ると、明るい気持ちになるんです。内面からポジティブなパワーが出るように、好きな服を着ることを大切にしています。もともと百貨店で服を買ったり、ウィンドウショッピングをしたりするのが好きなので、ワードローブの服の種類は幅広いほうだと思いますね。そのときの気分や対象に合わせて、一番力がみなぎる服を着られるようにしています。

― 今日着ていらっしゃるポール・スチュアートの「FIRST JACKET」は牛窪さんの気分にマッチしましたか?

すごく軽くて、ストレッチが効いている感じがして着心地がいいですね。それに裏地が背抜きになっていて、幅広いシーズンで着られるのがうれしい。あと、名刺やペンを収納する内ポケットがついているところも魅力的です。仕事柄たくさんの人に会うし、内覧会など立ち話で聞いた話をメモすることも多いので、こういった機能はビジネスの場面ですごく重宝すると思います。

あと、これは全体的にいえることなのですが、ポール・スチュアートさんの服に、上質なイメージを持ちました。いい素材を使っていて、つくりが丁寧だな、という印象です。最近ではテレビの画質も向上していますから、品質の悪い服を着るとすぐに分かってしまうんですね。でも、このブランドのお洋服であれば、人前に出ても恥ずかしくない。そういった安心感のあるお洋服がラインナップしていますよね。

― 牛窪さんはいつも若々しい印象がありますが、そのパワーの源はどんなところから湧いてくるのでしょう?

よく食べてよく寝ることでしょうか(笑)。やっぱり、栄養をつけてしっかりと休息をとることで、心身ともに健康でいられるように意識しています。あとは常に好奇心を持つことも大事。新しいことに興味を持って行動することで、脳内から若々しくなる物質が出るそうなんです。ただ、いつも同じ環境にいたら、興味の対象を拡げることは難しいですよね。だから、例えばいつもと違う駅で降りて歩いてみるなど、たまには生活のなかに変化を与えることも重要でしょう。

― 新しいことに興味を持って、脳を活性化させると。

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そうです。私の場合は好奇心が旺盛で仕事柄もあるので、意識的にそうしているというよりは、勝手にそうなってしまっているだけなんですけど(笑)。先入観を持ったり、物事に対して「こうだ」と決めつけたりしてしまうと、新しい発見に出会いにくい。人との出会いで例えるならば、いまはSNSがあって、自分と似た価値観の人たちと簡単に繋がることができます。それは大きなメリットかもしれませんが、そこだけに目を向けてしまうのは、たくさんの可能性を捨ててしまうことでもある。先入観を捨てていろんな方向に興味の矢を放ったほうが、魅力的な人やモノに出会えるチャンスが増えるはずなんです。

― 安心を選択するよりも、多少リスクを取って新しいものとの出会いを大切にしたほうが、若さをキープできるということですね。

人生は一度きりですから、いろんな人やモノと繋がれたほうが楽しいですよね。自分とは違うコミュニティーの人に会ってみたり、新しいことにチャレンジしてみたり。自分が異質だと思う事柄を面白がれるようになったら、人生経験が豊かになり、よりワクワクして過ごせると思うんです。例えば洋服もそのひとつ。いつもとは違う服を着ることで、気分も一新するじゃないですか。それだけでも、生活や気分に変化が訪れるし、簡単に日常を変えられるひとつの方法だと私は思います。

― ファッションもライフスタイルも、常にトレンドは変化し続けています。そして、それを見極め、順応していくには、最前線に立って人々の動向を眺め続けることが重要。牛窪さんが「現場にいつづけたい」と語るように、現場主義であることがエネルギーの源になり、時代の流れを掴む足がかりになることを、彼女の生き方が教えてくれたように思います。

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一見するとスタンダードなスタイルのテーラードジャケットですが、人間工学に基づいたパターン設計により、シルエットが美しくでるようにデザインされ、縫製工程も手間をかけてキレイに仕上げられています。内ポケットには名刺ポケット、ペン用ポケット、携帯用ポケットを配備し、働く女性のお仕事をサポートする機能を加えているところもポイントです。加えてウール100%のオリジナルの生地は、ナチュラルストレッチがあって着心地がよく、シワになり難いのも特徴。細部までしっかりとこだわった渾身の一着です。


(牛窪 恵様着用アイテム)
JACKET (FIRST JACKET) ¥79,000(+TAX)

問い合わせ先/ポール・スチュアート 青山店 Tel.03-3406-8121

PEOPLE PROFILE

牛窪 恵 Megumi Ushikubo
インフィニティ代表取締役 / マーケティングライター

1968年東京生まれ。日本大学芸術学部映画学科(脚本)を卒業後、大手出版社に入社。5年間務めたのち、フリーライターとして独立。2001年4月には、自身の会社である有限会社インフィニティを設立。現在、立教大学大学院(MBA)に通学中。トレンド、マーケティング関連の著書も多数あり、『おひとりさま(マーケット)』(05年)、『草食系(男子)』(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネート。現在は『日本経済新聞』や『婦人公論』に連載するほか、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)はじめ数多くのテレビ番組に出演。12月8日に最新著書『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー』を出版。

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