女性がもっともっと輝けるような世界に。―永里優季(プロサッカー選手/ライデンシャフトCEO)後編
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女性がもっともっと輝けるような世界に。―永里優季(プロサッカー選手/ライデンシャフトCEO)後編

時代が注目するキーパーソンにポール・スチュアートが迫る「STYLE SESSION」。今回のゲストはプロサッカー選手の永里優季さんです。弱冠16歳で女子サッカー日本代表に選出され、その後海外のビッククラブへの移籍を果たすなど日本の女子サッカー界を牽引してきました。なでしこJAPANでのW杯やオリンピックでの活躍は、皆さんの目や心に今でも焼き付いているのではないでしょうか。現在は、アメリカのナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシカゴ・レッドスターズに所属するトッププレイヤーと、自身で立ち上げた会社のCEOという二足の草鞋を履いている彼女。数々の決断を経験したからこそ感じられる、自立した女性としての魅力に迫りました。

Photo. Hideyuki Seta / Text. Daisuke Kobayashi / Edit. Pomalo Inc.



サッカーと向き合い続けることで広がった世界


― サッカーしか選択肢のなかった10代の永里さんは、20代で様々な決断を経て、30代で新しいことへ挑戦していきます。これはサッカーに対する捉え方の変化でしょうか?

今、振り返ってみるとサッカーが目的になっていた時期が長かったと思います。それこそ、「サッカーしかない」と思っていた時間は辛かったですし、余裕もありませんでした。でも、それだけサッカーと向き合い続けて、その軸があるから、帰る場所があるからこそ、新しいことにもチャレンジできるんです。今の社会では誰もがひとつのことに対して真摯に向き合う時間って作りにくいと思います。特に日本はせわしない上に、独特の美学や精神があります。協調性を重んじたり、耐え忍ぶことのように。それ自体は素晴らしいことだと思いますが、アスリートとして、あるいは仕事をする上では海外の個を尊重し合う文化に触れることは、私にとってとても大きなことだったと感じています。

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サッカー選手でもCEOでも、私にとっては“サッカー”というツールを使って自分の伝えられること、伝えたいことを伝えることに変わりはありません。その上で、将来、女の子たちが「サッカー選手になりたい」と思ってくれて、たとえサッカー選手になれなくても「サッカーをやっていてよかった」と思ってくれたり、社会的にも「サッカーをしていたから良い子なんだ」と思ってもらえるような環境を作れることがベスト。私自身、サッカーが目的になってしまっていた分、ツールだと気付いた時にようやく人生が豊かになり楽しくなったので。その経験を活かしたいなと考えています。

― 永里さんのように目標に向かって励む、自立した女性像を理想とする方も多いと思います。

これからの時代、もっと女性が輝いてもいいのではないでしょうか。女性が仕事で活躍することは今後もっと重要になってくると思います。生き方もそうですし、目的意識を持って仕事をすることもそう。女性だからこそできることって多いですし、もっともっと増えていくはずです。だから、例えば子供を産んでも社会復帰してほしいですし、それを主張していっていいと思います。海外ではそれが普通ですし、サポートもしっかりしています。ただ訴えればいいというわけではなく、自分の目的意識と意志さえあれば自然と発信できるものです。そういう女性が増えていければ、働く環境も整います。自然なプラスの循環を施すためにも、自分の描く生き方を大切にしていきたいですね。


等身大の生き方に沿う着心地重視の仕事服


― ポール・スチュアートはそんな自立した女性を洋服からサポートするように作られています。実際に身に纏ってみていかがでしょうか

サッカーの時は基本的に練習着なので、こういった洋服を着るのであればCEOの仕事の時ですかね。長年、トレーニングや練習、試合というルーティンを送ってきているので、洋服は着心地のいいものをつい選びたくなります。ただ、CEOではある程度のTPOを踏まえた装いも必要になってきますので、綺麗な印象でも着心地のいいこのジャケットはポイントですよね。スタイルはよく見えるけど、ストレッチ素材で動きやすい。デスクワークや外回りでも重宝するかと思いますね。それと、ジャケットとブラウスが程よく短い丈なのも素敵です。今回、パンツスタイルにしましたけど、ヒールと合わせると脚のラインがとても綺麗に出ますね。トップスの丈が短いことでより際立ちます。
― 永里さんの推進力の源にはこれまで経験してきたサッカーへの熱い情熱と、自分の未来へのビジョンを見据えた目的意識や決断にあることがよくわかりました。女性として、アスリートとして、自分らしくいる、そしてそれがとても魅力的なのは自分を信じて疑わないことなのだと感じました。ポール・スチュアートの掲げる女性像もまさにそう。情熱や信念を持って、我が道を行く。そんな女性を応援できる仕事着を提供し続けたいと、彼女の話を聞いてより深く思いました。

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今回、永里さんにお選びいただいたのはかっちりしすぎない、春のジャケットスタイル。ジャケットはジャージ素材なので、着心地がよく快適です。スマホが入る内ポケットつき。パンツは定番で安心感のあるベーシックなテーパードタイプで、適度なドレープ感と艶がポイントです。ジャケット・ブラウス・パンツ全て、手洗い可能なイージーケアです。


(永里 優季様着用アイテム)
JACKET ¥39,000(+TAX)
BLOUSE ¥19,000(+TAX)
PANTS ¥23,000(+TAX)

問い合わせ先/ポール・スチュアート 青山店 Tel.03-3406-8121

PEOPLE PROFILE

永里 優季 Yuki Nagasato
プロサッカー選手/ライデンシャフトCEO

1987年神奈川県生まれ。小学生よりサッカーを始め、FC厚木レディースを経て、日テレ・メニーナ、そして日テレ・ベレーザへ。中学3年生時のU-18ユース選手権での優勝、最優秀選手賞の受賞で注目を集め、2004年アテネオリンピックのアジア予選メンバーとして日本女子代表に初選出。同タイ戦で代表戦デビューを飾る。2010年にはドイツ・女子ブンデスリーガ1部所属の1.FFCトゥルビネ・ポツダムへと海外移籍。その後、イングランドのチェルシーLFC、ドイツのVfLヴォルクスブルク、1.FFCフランクフルトといったビッククラブを経て、2017年よりアメリカNWSLのシカゴ・レッドスターズに所属。また、同年に株式会社ライデンシャフトを設立、そのCEOも務める。

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