様々な経験が本当の笑顔につながる。─菊間千乃(弁護士)後編
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様々な経験が本当の笑顔につながる。─菊間千乃(弁護士)後編

時代が注目するキーパーソンにポール・スチュアートが迫る「STYLE SESSION」。今回のゲストは弁護士の菊間千乃さんです。フジテレビアナウンサーからの転職。メディアから法廷へと活躍の場を移したパワフルな姿に、同世代の女性はたくさんの刺激を受けているでしょう。真実とは?お金とは?幸せとは? 裁判の背景には必ずそういった永遠のテーマが潜み、弁護士はその部分に触れながら、どのようにして依頼人との信頼関係を築き、どのようにして依頼人の弁護をするかが要となります。その中で菊間さんが大事にしていることは何か。どうやら”経験”と”笑顔”がキーワードのよう。ご本人からそのあたりを詳しく語っていただきました。

Photo. Hideyuki Seta / Text. Yoko Yagi / Edit. Pomalo Inc.


顔と服装からにじみ出るキャリアと人間性


― 尊敬するベテランの弁護士にはオーラがあるとおっしゃいますが、服装もそのオーラに含まれていますか?

もちろん。やはり服装に個性を感じられるベテランの弁護士は人格も仕事ぶりも魅力的。ボスと同じく尊敬する大ベテランの弁護士、久保利英明先生も唯一無二の服装ですよ。総会屋の事件を多く手がけていた経験からなのか、そういう関係者にも対応出来るようにとなのか、上下真っ白とか、上下真紫で、裏地はヴェルサーチのような柄を入れたオーダーメイドのスーツ姿がトレードマークです。真っ黒に日焼けした肌も特徴的。いろんな修羅場をくぐり抜けたことが服装だけでなく顔からにじみ出ています。威厳があって強面な雰囲気ですが、笑顔が本当にチャーミング。そんな久保利先生から「大丈夫だよ」と言われただけで救われます。


― 笑顔がチャーミングな人はどんな職業でも素敵ですよね。

はい。大企業の社長やプロのスポーツ選手など、今まで様々な人たちに接して気づいたことは、一流の人ほど笑顔が素敵です。弁護士はキャリアを積むほど人間の嫌な部分や社会の闇の部分を知る機会が増えるので、人相が悪くなってくると言われます。以前、ある依頼人から「あんなふうに人相が悪くなっちゃダメ。いつまでも爽やかで笑顔を絶やさない弁護士でいてください」と言われたことがあり、それから意識するように。尊敬するベテランの弁護士は人相の悪さよりも笑顔のほうが印象的です。私は,辛いときほど,口角を意識的にあげるようにしているのですが,この間読んだ本に,表情は感情とリンクする、脳は自分の行動に騙されるから,口角を上げて意識的に笑顔を作るだけで,気持ちが前向きになったり元気になると書いてあったんです。あ,やっぱりそうなんだなと思って。「笑う門には福来る」ですよね。弁護士として仕事ができていることに感謝して、依頼してくださるクライアントさんに感謝して一生懸命仕事をしていれば、きっといい笑顔のベテラン弁護士になれると信じています(笑)。

― そうやって自分の士気を上げる意味でも服装は大切だと思います。法廷に立つ際はパンツスーツが定番だそうですが、選ぶ際はどの点をポイントにしていますか?

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シルエットを重視します。私はジャケットの袖をひじのあたりまでまくるのが好きなんですね。そのほうがこなれた感じがしておしゃれに見えるから(笑)。まくっても腕まわりがきつくならず、なおかつ形が崩れないできれいなシルエットをキープするジャケットを見つけるとうれしくなります。パンツもただストレートではなく、ひざ下が少しワイドになっていると脚が細長く見えるんですよ。シルエットは鏡で入念にチェックしますね。今回スタイリングさせていただいたポール・スチュアートのパンツスーツは,固すぎず柔らかすぎず、気負わずに着られる、自分の味方!って感じのスーツですね。

いろんな経験を積み、機が熟すのを待つ


― では最後に、弁護士を目指す人やキャリアップを目指す女性に向けてメッセージをお願いします。

様々な社会経験を積んだ方に、ぜひ弁護士になってほしいですね。私の友人でスターバックスの店長から弁護士になった女性がいます。他にも建築士、キャビンアテンダント、医者、ファッションブランドのPRを経て弁護士になった人もいます。弁護士はいろいろな方を弁護する仕事ですから,弁護士側もいろいろなバックボーンを持った方がいた方が、よりいいマッチングができると思うんです。転職を考えている方には、今いる場所が嫌だからということではなく、他にやりたいことができたから、という前向きな思いで転職することをお勧めします。どこに行っても隣の芝は青く見えちゃいますから。また一般的には、転職先は今いるところよりももっと即戦力が求められるはずです。辛いこともあるかもしれません。でも自分がやりたいと思って転職したのであれば、やりたいことを仕事にできる幸せを感じて頑張れると思うんですよね。まだそれが見えないうちは動かない。機が熟すのを待つ。すると、向こうから次に進むべき道がきっと現れるはずです。



― 尊敬する先生たちのように菊間さんもとびきりの笑顔を持っています。様々な経験と惜しみない努力をしたからこそできる表情です。笑顔は仕事においてもファッションにおいても強い味方。ポール・スチュアートはそんな笑顔を引き立たせる上質なスタイルとアイテムを提案します。インタビューの会場となった青山店ではフルラインナップがそろうほか、スーツのオーダーメイドも可能。お客様一人ひとりに合ったファッションを楽しんでいただけます。

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エグゼクティブな女性に向けて、次なるステージに進む際に羽織る一着目のジャケットとして選んでいただきたい思いから生まれた「FIRST JACKET」。待望の新作では、お客様のリクエストに応えて、セットアップできる同素材のパンツが登場しました。オリジナルで開発した伸縮性のあるウール100%の生地を使い、日本人女性の体格に合わせた立体的なパターンが特徴。着心地のよさとシルエットの美しさは格別。しかもご自宅で洗濯が可能。リピーターの多いジャケットと同様、パンツも重宝するに違いありません。


(菊間 千乃様着用アイテム)
JACKET (FIRST JACKET) ¥79,000(+TAX)
PANTS ¥43,000(+TAX)
BLOUSE ¥29,000(+TAX)

問い合わせ先/ポール・スチュアート 青山店 Tel.03-3406-8121

PEOPLE PROFILE

菊間千乃 Yukino Kikuma
弁護士

東京都出身。早稲田大学法学部卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして活動するかたわら大宮法科大学院大学にて法律を学ぶ。2007年にフジテレビを退社。2009年に大宮法科大学院大学を修了。翌年、司法試験に合格。第64期司法修習を経て弁護士になる。現在、弁護士法人松尾綜合法律事務所に所属。趣味のゴルフが縁で、週刊「ゴルフダイジェスト」で”菊間千乃のスタートの時間ですよ!”の連載ページを担当。2017年、J.S.A ワインエキスパートの資格を取得する。

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