新しい門出を祝うにふさわしい一年がスタート─平山祐介 × 知花くらら(モデル・俳優)特別対談 vol.01
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新しい門出を祝うにふさわしい一年がスタート─平山祐介 × 知花くらら(モデル・俳優)特別対談 vol.01

時代が注目するキーパーソンにポール・スチュアートが迫る「STYLE SESSION」。今回は2018年の新春スペシャルとして、ポール・スチュアートが似合う世代のファッションリーダー的存在のお二人、平山祐介さんと知花くららさんによる初の対談が実現。その模様を4回に分けてお届けします。モデルや役者など各方面で活躍するお二人は共に戌年生まれ。2年前にはテレビドラマで共演を果たしているなど、いろいろな共通点をお持ちです。佇まいはもちろんのこと、言葉を大切にしながら自己を表現する者同士、その難しさや楽しさについて語り合っていただきました。本対談では、肩書きの枠を超えて活躍されているお二人が持つ、独自のスタイルを探っていきます。

Photo. Hideyuki Seta / Styling. Masahide Takeuchi / Hair & Make up. Jun Furukawa (Yusuke Hirayama),
Yukie Shigemi (Kurara Chibana / gem) / Text. Yoko Yagi / Edit. Pomalo Inc.


人生の節目であった2017年を振り返ってみて


― 2018年の新春スペシャルということで、お二人にはポール・スチュアートのスーツとジャケットをご着用頂きましたがいかがでしょうか。

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平山祐介さん(以下、平山):あらためて自分はスーツが好きですね。仕事で毎月着ているものの、良い意味で慣れることはないといいますか、着る度に気持ちがシャキッと引き締まります。服は着る人の心を変えるといいますがスーツは特にそう。年齢を重ねるごとにスーツの良さに魅入られている気がします。

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知花くららさん(以下、知花):フォーマルなシーンでは着物になることが最近は多く、また普段はジャケットを羽織る機会が少ないので今回のスタイリングは新鮮でした。緊張感があって、でもやわらかい印象もあって。女性のジャケット姿、やはりいいですね。

― 屋上の撮影では夕暮れに染まるお二人が映画のワンシーンを見ているかのようで、とてもドラマチックでした。


知花:平山さんが追い詰める刑事で……(笑)

平山:そして知花さんは追い詰められる美女、でしたね!(笑)


― さて、お二人にとって昨年はどんな一年でしたか?


平山:NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』、TBS金曜ドラマ『コウノドリ』、NHK BSプレミアム『幕末グルメ ブシメシ2』(撮影終了・放送中)といった話題作にも出演させていただき、役者として実りのある一年だったと思います。またプライベートでは結婚しまして、それも含めると本当に新しい経験をたくさんしました。

知花:実は私も昨年10月に結婚しました。びっくり、奇遇ですね。それともう一つ、私にとって大きな出来事がありました。それは短歌の新人の登竜門といわれる角川短歌賞に応募して佳作をいただいたことです。締め切りギリギリまでがんばった結果がこうなり本当に嬉しいですが、満足のいく出来上がりでは決してなかったので、もっと勉強しなければ!と思っています。

― 1月4日には、短歌入門本といえる最新著書『あなたと短歌』も出版されました。おめでとうございます。

知花くららさんと歌人・永田和宏氏の共著『あなたと短歌』(朝日新聞出版)は2018年1月4日発売


平山:短歌を作っているとは全然知らなかったです。5年くらい前から始めたということは、2年前にご一緒したドラマ『キャリア』の時になぜ言ってくれなかったんですか! 撮影現場の雰囲気がよく、スタッフみんなでよく食事もしたじゃないですか(笑)。

知花:ごめんなさい(笑)。自分の歌に自信もなかったし、なかなか話せるシチュエーションもなくて……。短歌には答えがないんです。作っている時はこれで本当にいいのかどうかわからなくて、人前に出して評価されて初めて良し悪しがちょっとわかるというか。佳作をいただいたことで私の中で一つの指標が生まれたことは確か。これって芝居でも同じことが言えませんか?

平山:確かに、役者にも答えがありませんね……。


役者だからこそ感じる日本語の難しさ


― お二人は共通して言葉を使うお仕事をされていますが、あらためて日本語で気づかされることはありますか?


平山:様々な役を演じる度に思います。時代劇だと自分たちが普段使わない言葉がよく出てきますし。ただ僕は現代劇のほうが日本語の言い回しに感じるところがたくさんあります。例えば、「〜をさせてください」を「〜をさしてください」ってよく言いませんか? 本当は間違いですが当たり前の言葉になっていますよね。僕としては芝居の中でもそれはそれでありだと思うんです。そこに役柄の個性が表れているのであれば。そこまで考えて書く脚本家はすごい。でも実際はまだ少ないような……。この話、つい最近ある撮影現場で話題になったばかり。やはり役者はみんな言葉をすごく気にしますね。

知花:するどい、でも厳しい。これから平山さんとお話をする際は気をつけないと。

平山:いえいえ、そう言っている自分がダメですから。目上の方にはちゃんと言葉を選んで話をしたいのに、いざとなると「ん、今の言葉は正しい?」と頭の中で疑問が出てくる。気にする分、悩みます。だから男性でも女性でも、きれいな言葉を使う人に出会うと、おっ!と思います。それこそ知花さんは初めてドラマでお会いした時にそういう印象を持ちましたよ。

知花:本当ですか? うれしい。厳しい先輩から褒められました(笑)。

>>vol.02 に続く(1月22日(月)公開予定)


(平山 祐介様着用アイテム)
COAT ¥89,000(+TAX)
SUIT ¥89,000(+TAX)
SHIRT ¥19,000(+TAX)
TIE ¥10,000(+TAX)
BELT ¥15,000(+TAX)

(知花 くらら様着用アイテム)
COAT ¥49,000(+TAX)
JACKET ¥49,000(+TAX)
BLOUSE ¥29,000(+TAX)
SKIRT ¥33,000(+TAX)

問い合わせ先/ポール・スチュアート 青山店 Tel.03-3406-8121

PEOPLE PROFILE

平山祐介 Yusuke Hirayama
モデル・俳優

1970年埼玉県出身。一般企業に就職した後、モデルになることを決意して単身渡仏。1995年にパリ・コレクションデビューを果たす。2001年にフランス映画『SAMOURAIS』に出演し、俳優としてのキャリアも築く。現在は日本を拠点に映画やテレビドラマ、CM、ファッション誌など様々なメディアで活躍中。空手は正道会館 黒帯、居合は弐段。キックボクシングや大型バイク、乗馬、スキューバダイビングもたしなむアクティブ派。読書好きの一面も。

知花くらら Kurara Chibana
モデル・女優

1982年沖縄県出身。2006年ミス・ユニバース世界大会第2位。ファッション誌をはじめ、テレビやラジオ、CMなど多方面で活躍している。2007年から国連世界食糧計画(国連WFP)の活動を始め、2013年には日本大使に就任。2015年にNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で女優デビュー。2013年ごろから始めた短歌は後に『週刊朝日』で連載を持ち、2017年に角川短歌賞佳作を受賞する。現在、歌人・永田和宏氏との共著『あなたと短歌』(朝日新聞出版)が発売中。

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